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カレッジマネジメント【152】 2008特集 「全入時代の学部・学科改革学部・学科改編をどう進めるか」 寺裏誠司

大学全入時代を迎え,大学の「商品ラインアップ」にあたる学部・学科の改編が活発だ。
規制緩和による「事前規制から,事後チェックへ」の掛け声のもと,2004 年には学部・学科の設置認可に届出制が導入された。それ以降,毎年 200 件を超える学部・学科の新設や改組が行われている。
学部・学科の名称も多様化・複合化しており,従来とは異なったものが数多くなっている。大学の「商品ラインアップ」が社会の大きな変化やニーズに対応したものなのであれば,そのトレンドはどのように変化しているのか。成功している商品(学部・学科)開発には,何か特徴はあるのか。
今回,マーケットトレンドを細かく見るために,学科単位での分析を試みるとともに,動き出した有力大学の学部・学科改革をレポートした。

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